大飯原発再稼働と原発について、
社会・経済の立場からの反対意見がありました。
「原発再稼動の前に責任者の総入れ替えを」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20120427/307219/?ST=business&P=1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一部抜粋・要約
30年で脱原発が私の持論である。しかしこの先、10年、20年原発ゼロで日本の電力需給がバランスしていくとはとうてい思っていない。原発再稼働についても現実的な議論を期待する人間の一人だ。
だが福井県の大飯発電所の原発再稼働には賛意の表明などとうていできるものではない。
民主党政府、原子力安全委員会、電力会社、原発の安全に対して責任を負うべき組織が国民からの信頼を完膚なきまで失ってしまったからだ。原発それ自体の危うさもさることながら、管理する組織が全く信用を失ってしまった。
これはもう「とりつけ騒ぎ」だ。 誰が、何を言おうと、一切信用できないというのが今の現実だ。
4月23日、電力9社がこの夏の電力消費の見通しを公表した。なかでも関電はピーク時の需要に対して16%も不足するというが、関電だけが16%も不足するという見立てを、いったいどれだけの人々が素直に受け入れることができるだろうか。
民主党幹部は「これ以上はないという透明性と客観性を担保して算出した数字だ」と言うが、民主党政権と電力会社に対する猜疑心の前には、透明性も客観性もあったものではない。
「原発は絶対に安全だ」という時代はもう終わった。フェーズが完全に変わってしまったのだ。
「原発に絶対的な安全はない」ことを前提として、それでも深刻な電力不足に対して、一部の原発稼働があり得るのか、あり得ないのかという議論をするより他ない。だが「絶対に安全だ」と宣言できぬまま、電力不足を理由に大飯原発の再稼働に賛成できる関電管内の首長など一人もいないだろう。
したがって大飯原発の再稼働は限りなく不可能に近く、この夏、関西はブラックアウト(大規模停電)に突っ込むリスクが高まってきた。しかし関電の公表数字にトリックがないとも限らず、ブラックアウトのリスクがどの程度かも残念ながら見当すらつけられない。
そこで問題になるのは製造業の先行きだ。
原発事故以前から超円高で日本企業は「待ったなし」の状況に追い込まれていた。だから財界は「再稼働すべし」に傾く。しかしいまの日本では再稼働の是非をまともに議論する前提が崩壊してしまっている。電力のとりつけ騒ぎを収束できない限り、原発再稼働論議は前進も後退もなく、思考停止するのみだ。
ではとりつけ騒ぎはいつになったら収束するのだろうか。
残念ながらまるで見当がつかない。たとえば東京電力の経営陣に対する不信感はいまや東電社内にまで広がっている。「値上げは権利だ」との社長発言に対し、世の中の空気がここまで読めずに経営などできるかと若手、中堅社員には、経営陣に対する不信感が渦巻いている。
原発に対する唯一の科学的権威である原子力安全委員会も機能停止したままだ。政府内では「斑目委員長は体調不良で職責を果たせる状態ではない」とされている。政府内や東電社内においても猜疑心が膨らんでいるのだ。
かつて野村証券は度重なる証券不祥事を断ち切るために、常務以上の役員全員退任という大ナタ振るった。信用回復を願うなら、東電も同様の措置をとり、この先東電で10年、20年生きていかなければならない中堅・若手が経営を担うべきである。
原子力安全委員会が機能していないことが本当なら、一刻も早く、委員長を交代させるべきだ。しかしそれ以上に重要なことは、原発を巡る不信感をここまで膨張させ、とりつけ騒ぎを自ら引き起こしてしまった民主党政権の交代だ。
とりつけ騒ぎは、ひとたび起こってしまうと、その銀行が破綻するまで終わらないというのが銀行の歴史である。
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読んで「なるほどね」と思いました。
私も、原発の安全神話はもとより、電力不足の話など、
全く信じていません。
ただ「責任者の総入れ替え」というのはその通りと思いますが、
代わりになる人はいるのでしょうか?
特に、民主党を変えるのは良いのですが、
後をどの政党に託せばいいのか分かりません。
54基の原発を作り、いまだに大飯原発の再稼働を進めようとしている
(大飯原発再稼働について、なにもコメントしない)自民党は、
全く論外です。
「日本の政治家も海外から招くのが良い」と、とこかで読んだ事があります。
東電の社長を社外から招かなければならなかったのなら、
かなり突飛ではありますが、海外からヘッドハンティングするのも
こんな非常時には「あり」かも?と思ったりします。
posted by 赤じそジュース at 01:01| 東京

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原発事故・脱原発
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