2013年08月12日

経産省:原発廃炉費を電気料金で回収案

経産省が、原発を廃炉にするための廃炉費用を、
分割処理できるようにして、電力会社の負担を減らす
会計制度案を決めたそうです。

年内にも適用する方針との事で、
この案の検討に入ったと分ったのが
6月1日ですから、2ヶ月足らずのスピード決定です。

福島の状況が全く進展せず、再稼働もままならない今、
いよいよ原発を廃炉にせざるを得ない状況が
間近に迫ってきたという事でしょうね。

ただし、費用は電気料金に転嫁できるようにするそうです。

ちょっと悩ましい所ですが、
「再稼働→事故or使用済み燃料の増加」より
はるかに安く済むはずなので、
私はこの際受け入れて良いと思っています。

その代わり、再稼働はせず、確実な廃炉を求めます。

「原発廃炉:電気料金で費用回収も 経産省が新会計制度案」
http://mainichi.jp/select/news/20130807k0000m020096000c.html
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経済産業省は6日、電力会社が原発を廃炉しやすくするための新しい会計制度案を決めた。廃炉決定時に関連費用や損失を一括処理する現行制度を改め、廃炉決定後も分割処理し、電気料金から回収することを認める。稼働から40年たった原発の場合、廃炉決定後に10年かけて廃炉引当金の積み立て不足を電気料金で穴埋めできる。また、福島第1原発1〜4号機については、東電の見積もり分を超える廃炉のための追加設備導入費も電気料金で回収できるようにする。【大久保渉】

 経産省は有識者会議が6日まとめた新制度案を基に省令を改正。年内にも適用する方針。国の安全規制強化で廃炉を迫られる原発が相次いだ場合に備えるとともに、福島第1原発の廃炉作業を円滑に進める狙いがある。

 現行制度は、電力会社が廃炉を決めた時点で(1)原発の資産価値がなくなることに伴う損失(資産減損)(2)廃炉作業にかかる費用の引当金(廃炉引当金)の積み立て不足−−を特別損失として一括処理しなければならない。巨額の損失処理が一気に迫られるため、電力会社は廃炉に慎重にならざるを得ない。

有識者会議は「廃炉費用を電気料金で回収できなければ、円滑で安全な(原発の)廃止措置に支障が出る恐れがある」と指摘。廃炉決定後も電気料金から廃炉引当金を積み立てることを認める。また、現在は原発稼働が前提の積み立てについて、運転停止中も計上を認める。さらに、原発の資産価値が廃炉決定で一気にゼロになるとはせず、徐々に減っていくとして、それに対応した費用(減価償却費)を電気料金に転嫁できるようにする。

 東電の福島第1原発の廃炉では、東電がすでに計上した廃炉コスト見積もり分(9600億円)を超える追加設備の取得費が発生する場合、その分を電気料金の原価に算入することを認める。同原発では放射線量の高い場所での作業への無人ロボット投入など特別な設備が必要。廃炉費用がどれだけ膨らむかは不明で、制度見直しが大幅な電気料金値上げにつながれば、利用者の反発も予想される。(毎日新聞 2013年08月06日)
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posted by 赤じそジュース at 01:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・脱原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月04日

水俣と福島に共通する10の手口

2012年2月27日付毎日新聞夕刊「特集ワイド」に掲載された
アイリーン・美緒子・スミス氏に対するインタビュー記事だそうです。

我が家も毎日新聞だけれど、こんな良い記事があったとは
気がつきませんでした。

「水俣と福島に共通する10の手口」
http://blogblues.exblog.jp/14764116/

長いので、手口だけ引用します。
ぜひ本文も読んでみて下さい。

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【水俣と福島に共通する10の手口】
1、誰も責任を取らない/縦割り組織を利用する
2、被害者や世論を混乱させ、「賛否両論」に持ち込む
3、被害者同士を対立させる
4、データを取らない/証拠を残さない
5、ひたすら時間稼ぎをする
6、被害を過小評価するような調査をする
7、被害者を疲弊させ、あきらめさせる
8、認定制度を作り、被害者数を絞り込む
9、海外に情報を発信しない
10、御用学者を呼び、国際会議を開く
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見れば見るほど、ピッタリ過ぎて怖くなります。

アイリーン・美緒子・スミス氏は、水俣病の実態を写真に撮り、
世界に知らせてくれた写真家・ユージン・スミス氏(78年死去)の
奥さまで、水俣で起こった事と福島で起こっている事が
よく重なるのだそうです。

「だから福島の人たちに伝えたい。『逃げるのか逃げないのか。逃げられるのか逃げられないのか。街に、職場に、家族の中にすら、対立が生まれています。でも、考えて。そもそも被害者を分断したのは国と東電なのです。被害者の対立で得をするのは誰?』」

posted by 赤じそジュース at 01:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 脱原発と政治の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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